熊八会の宴会は飲み放題の居酒屋と、幹事のまさみっちゃんの顔がきくスナックとがワンセット。城見櫓から千鳥足で街に足を踏み入れると、街にはようやく夜のとばりが下りてネオンの輝きが満ちている。
熊本市内の夜の盛り場に足を踏み入れるのは年に一度か二度のこととて、いささか興奮気味。とある雑居ビルのエレベーターに乗り込み、着いたフロアのスナック・スターマンのドアを開けると、カウンター席に常連客数人が腰かけ静かにグラスを傾けている。
我々はリザーブされていた奥のボックス席に腰を下ろす。これがウェルカムサービスなのか、3、4人のオネーさんが次々に寄ってきてサービスに努める。ウィスキーの水割りを頂くことにして目の前にいるオネーさんと話をすると、自分はカメラマンだという。
2015年熊本城フォトコンテストに入選した作品をスマホに保存していて、その写真を見せてもらった。それをきっかけにして「あ~だこ~だ」としばし盛り上がっていると、まもなくカラオケが始まる。がねは速攻で、あのAKB48「365日の紙飛行機」、さだまさし「空になる」を歌った。これが意外に好評であった。選曲がよかったようだ。
オネーさんに「フェイスブックはやってないの?」と尋ねてみたら、これがビンゴ。なんと投稿マニアである。その場で「しらぬいのがね」フェイスブックの友達になってくれた。その後、オネーさんからフェイスブックにコメントを2件もらったが、未だフェイスブックで返信の仕方を知らないので放置している。
ま~、そんなこんなで帰らなければならないのが名残惜しい夜であった。(続く)



