12/13(日)古処山登山口から国道322号をまっすぐに走り、秋月城址に向かった。3台連なった車が一旦秋月の集落に迷い込んでしまったが、国道322号に引き返して広いスペースの公営駐車場に車を止めた。

そのとき正午になる。


昼食


出かけるとき、松橋IC手前の7-11で購入したおにぎりを持参しているので、駐車場内休憩所を利用して昼食を済ませた。秋月城址前の参道で熱々の汁蕎麦を食べながらおにぎりという手もあったのだけど、元々が山中で昼食をとるつもりで来ているから、屋根のある場所に腰かけることができるだけで有難い。


お昼を済ませる頃になると霧雨がやんだ。秋月城址、桜の馬場をのんびりとそぞろ歩くつもりでいると、驚いたことに“うき山の会”の人たちの歩きが早い。そんなに急がず、ゆっくりと周囲の眺めを楽しみながら歩けばいいのにと思うのだが、黒門まであっという間だった。


桜の馬場
桜の馬場
桜の馬場
黒門


風情も何もあったものではない。と、思ったのだが、黒門の周囲は紅葉の真っ盛り。10月初旬、谷川岳、苗場山で紅葉を愛でてからというもの、九州では求め歩いても時季を違えて広葉に縁がなかった。秋月城址でようやくそれなりの紅葉を愛でることができたのは幸運だった。


もみじ
もみじ
もみじ
もみじ


黒門を潜り抜け石段を上り、神社の境内から城跡へ向かう坂を下りる間、黄色と赤に色を染めた木々の中を歩く。秋月城址は春の桜、秋の紅葉、真冬の雪が売り。紅葉の時季に来ることができてよかった。(続く)