上杉家ゆかりの雲洞庵の次に向かったのは、八海山雪室。

八海山は九州人でも知っているビッグネームで、酒屋で手に入れることができる。その酒造元を訪ねた。雪室で低温醸造する装置を見学するためである。


雪室
八海山酒造
見物
okatte
okatte


雪室見学の前にキッチン雑貨店「okatte」内をうろうろついた。ぐい飲みや茶碗などの陶器、おしゃれなグッズが展示販売されていて、

「いいなぁ。欲しいなぁ」

と思うけど、いい値がついている高級品をパスして、記念に八海山の文字入り杯1個、300円を買った。

これを見ていたUTさんが

「金が貯まるね」

と笑う。ばんばんお土産を買っていくメンバーに比べて、がねの金の使い方は質素というか、ケチっぽい。


低温醸造
雪室
雪
温度計


さて雪室見学の時刻になり、雪室に入ると、低温醸造する酒タンクがある隣の部屋に大量の雪が貯蔵されている。1年間に雪が解けていって4割ほどの量が残るそうで、また1年後には新しい雪を混ぜながら入れていく。こうして年間を通して4~5℃に室温管理する。


樽
面向未来
利き酒
大吟醸八海山


次に焼酎貯蔵庫に案内されると、ここで有料の試飲ができる。

大吟醸八海山、オーク樽貯蔵米焼酎(非売)、面向未来(熟成焼酎10,000円)を順番にテイスティング。

大吟醸八海山は辛口だった。

オーク樽貯蔵米焼酎は度数が高かった。

面向未来はマオタイ酒のようだった。アルコール度数はウィスキーやブランディーと同じで、口の中に芳香が広がり、豊かな味わいが得られる。


有料といっても試飲の対価は300円。八海山雪室で使ったお金は計600円也。もちろんのこと、ばんばん買いまくるメンバーもいたことをレポートして、八海山雪室見学はオシマイ。


bus
bus room


なお、八海山登山に関して、来年のことを言えば鬼に笑われるが、是非とも登ってみたいという意見があったことを記しておこう。ちなみに八海山は、かつて修験の山にして、八の戒めを表す八戒山であったという。

これもまた、ヒサシさんからの受け売りである。(続く)