1/21(水)は弁慶ゴルフクラブコンペがあったのだが、欠席した。なぜかといえば、昼間は公務が予定され、夜もセミナーを受講しなければならなくなったからである。それにインフルエンザに罹ったために出勤停止に必要な日数の休暇をとったので、その他にも休みを取るのははばかられた。体調も芳しくなく、ゴルフがしたいという気にもならなかったので、それでよかったともいえるのだが・・・。


かくしてこの日を過ごしてしまうと、かったるくて仕方がないけど、憑き物が落ちたような気もする。


アーケード
paint
kappa


時間の合間を見て読み進めていたジェフリー・アーチャー「遥かなる未踏峰」を読み終えた。読み応えのある本だった。エベレスト初登頂を目指すジョージ・マロリーの物語が年代ごとに記述されている。読者を飽きさせることのない、ワクワクドキドキの展開が待っている。登山が国家的なプロジェクトであった時代の物語であり、現代の登山とは異なる。その当時は誰も経験したことがないから、どのような気象条件なのか、どのようなルートがあるのかを誰も知らない。未知の世界への挑戦であり、経済力も装備も乏しい中での命を懸けた人々の過酷な戦いなのだ。


一応、「押さえておかねばならない」という読書であったが、満足の一冊になった。ジェフリー・アーチャー「遥かなる未踏峰」を読み終えた後、手にした本はまたもや絲山秋子で「妻の超然」。


絲山秋子は相性がいいのだろう。読みやすくて面白い。「妻の超然」には、「妻の超然」「下戸の超然」「作家の超然」の3つが収められている。その話は次の機会に・・・。