今日(11/15)はぽっかりと空いてしまった。

たまには家でぼんやり過ごすのもいい。


ブロガー“i―ちひろ”さんの「がんばらない横浜暮らし~本とつれづれ」を楽しみに拝見させていただいているが、これほど本を読む人を知らない。世の中には想像を超える人がいるものだ。本の話題以外の、旅先や日常の出来事なども興味深い。


先日はDVD鑑賞がとり上げられていていた。ウディー・アレンの映画「アニー・ホール」を若い頃に観て、齢を重ねて3度目の鑑賞をした後、感想が述べられ、4度目は英語字幕に挑戦しようかなと結ばれていた。


がねは一度しかないけど、日本語字幕を観ないで映画を見た経験がある。学生のときに観たピーター・フォンダ主演「イージーライダー」で、昔の映画館は連続してフィルムを回し続けていたから、同じ映画を何度でも見続けることができた。最初は日本語字幕を追って、2回目は字幕を見ないで観た。


もちろん英語力が乏しいからちゃんと理解できたわけではないが(少しは分かる部分もあった)、主人公が教会の中で苦悶するシーンがあったと思う。うめき声のようなつぶやきがリアルで、アメリカ社会の人と宗教との関わりが異質に感じられたけれども、迷いと悩みの真っただ中にいる主人公が先行きのない未来を象徴しているようにも思った。


manhattan

 

ウディー・アレンは「マンハッタン」「カメレオンマン」など数本の作品を映画館で見た。「マンハッタン」は全編に流れるガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」が印象に残っている。


いずれも若い頃にあこがれを抱いて観たアメリカ映画である。丁度いい機会だから、がねも“i―ちひろ”さんをまねて、DVD「アニー・ホール」を借りてみよう。難しいことは分からないとしても、若き日のダイアン・キートンを観ることができればそれだけで満足するはずだから。