念願が叶ってといえば大げさかもしれないが、10/19(日)薩摩街道歴史ふれあいウォークに初参加できてうれしかった。いくつかのコースがあるそうで、このときは佐敷城址をスタートして道の駅たのうらでゴールするものだった。10キロほど歩いてみると、知らない土地を体験するのは楽しかったけれども、思っていたよりもきつかった。
そんなことを思っているところに、次の案内状が届いた。11/29(土)開催の前回とは異なるコースが示してある。結構きつそうだし、どうしようかと迷っている。案内状を見てすぐに「行きたい」とならなかったのは、この頃の体調の悪さによる。
昨年までだったら、否応もなかったはずだ。これが衰えというものなのか。少しずつ自信がなくなっていく。1年単位で推し量ることができるくらいの緩慢な衰えである。この間隔が次第に短縮されていって、しまいには「とても無理」となるのかもしれない。そう考えれば、逆に「行けるのは今のうち」ということになるけど…。
不知火登ろう会の月例会というのがあり、がねは参加資格なしなので月例会に出たことはないのだが、11月最初の月曜日に開かれた月例会に出席したカミさんから聞いた話だけど、この薩摩街道歴史ふれあいウォークの話も出たそうだけど、誰も食いつかないというか、無視されたという。
ただ一人、興味を示したユウ子さんだったが、12キロの距離を歩くと聞いて黙ってしまった。そう、今やみんな歩く自信がないのだ。がねとカミさんが瀬戸際まで来ているが、かろうじて踏みとどまっているところだろうか。みつこさんだけが余裕で歩くことができる。かくして、この3人が参加申し込みすることになった。
しかし、来年がどうなるか。それは分からないような気がする。これから先は「何をやめるか。何をあきらめるか」。これを選択していく年月の始まりなのかもしれない。




