10/27(月)は起きることができないくらいにくたびれて朝を迎えたが、職員旅行が10時半出発予定だったから9時過ぎまで布団にいて重い頭を抱えていた。
集合場所を間違えるなど、最初から最後まで失敗の連続だったが、職場の同僚たちがカバーしてくれたので助かった。
集合場所まで歩いているときに、医院に週1回薬をもらいに行く途中だという寺ママと出会った。「今日は何事か」と聞かれたので、かくかくしかじかと話をすると、「あ~自分たちも近々阿蘇内牧温泉に日帰りで出かけることにしている」という。
お~、そうなのだ。そこで気がついた。これまで日帰り温泉旅行なんて経験がなかったけど、高齢者になれば普通のことなのだ。
事実、上天草市松島の岬亭に行ってみると、隣の部屋で宴会をしていたのが、不知火中学校同級生による古希の祝いとJA支部の旅行会だった。将来はこんな感じの旅行になるのかもしれない。
午前11時半に到着したので風呂を先にして、12時半から宴会を始め、午後3時終了になった。どのグループも12時宴会開始だったのだろう、温泉には誰もいなくて貸し切りになった。カラスの行水と異名をとるほど長湯できない性質だけど、前夜の疲れがまだどんよりと体中に残っていたので、時間をたっぷり使って入浴した。同行したのは女性ばかりだから、きっと長湯に違いないことだし。体を洗い清めてさっぱりしたところで気分もすこしずつ回復してくるような気がしてきた。
割り当てられた部屋に戻ると、宴会のカラオケに備えて機器のチェックが始まっていた。そうこうしているうちに女性陣の準備も整い、宴会が始まった。
料理は車海老の踊り食い、平目の活造りなど。3種類の吸い物が順番に出て、これがうまくて有難かった。生ビールをジョッキ1杯飲み干したところで、お銚子2本頼みちびちび飲み始めると、追加して4本になり、また追加して・・・。
午後3時のお開きになるまでカラオケはエンドレス、飲めや歌えや踊れやのノンストップ。あっという間の出来事であったかのよう。



