前回、新人女性ゴルファーのことを話題にした。海の火まつりコンペにはそうそうたるゴルファーが参加していて、弁慶ゴルフクラブからの参加者も多かった。我々の分の予約は弁慶クラブを通じてお願いした。
弁慶クラブのN会長を含む上手な人のスコアはいつもと変わらない。直接、話を聞いたわけでも見たわけでもないが、成績一覧表を基にして想像でその日のゴルフを描写してみる。
ゴルフのスコアに影響する要素として、まず天候がある。雨風がひどくなれば中止になるくらいだから、ゴルフに影響を及ぼすのは間違いない。午前中、雨が降ったりやんだり、霧に包まれて前方が見えないホールもあった。しかし、ここでとりあげる4人は雨や霧に影響を受けることはない。そういうときにはどういうスイングをすべきかを熟知していて、対応する技術がある。
グリーン上のボールの転がるスピードや曲がりも雨で影響を受ける。雨が降っているときのグリーンは重くてボールが転がらない、曲がらない。この辺もまた上級者はよく知っているから、影響を受けない。その条件に合わせてパッティングをするので、カップを外さない。
この日の不知火CCはコース整備に特徴があった。プレーヤーがフェアウェイを外すと、草の生えたラフからボールを打たなければならない。このラフの草が伸びていて、しかも粘着力の強い夏草にボールが乗っかると、地面とボールの間にボール1個分の隙間ができるほど。
ラフに入れたときの対応がスコアに影響を及ぼした。1打損しても、次につなげるショットを冷静に選択できるかどうか。この辺に個人差が出る。おそらくは冷静なマネジメントのできる人がミスを誘発することなく、スコアを落とすこともない。
ま、勝手な妄想だったけど、がねとて後から思えば、“あのとき、ああすればよかった。こうすればよかった”と反省する。しかし、その場に立つと、技術もないくせにできもしない欲張った選択をしてしまうのが常。
それがヘタの証拠なのだ。
そんなところで、土日限定のゴルフの話はオシマイ。
※ ポールやタガタくんからは「この頃、ゴルフの話がないね」などと言われることがある。仮に書いたとしても、今年は特に愚痴みたいなことが多い。たまには“ヤッター!”というような景気のいい話をしてみたいのだけど…。

