「GW中の山歩き妄想」をシリーズで続けたが、リアルでは5/10(土)に雁俣山(かりまたやま)に登ってきた。
快晴だった。
では「雁俣山」レポートを始めよう。
まずは二本杉の雁俣山登山口までのルートだけど、国道218号から入り、国道445号を走った。この美里町の集落から五家荘入口に当たる二本杉までの道路が、くるくると曲がりくねって狭い。反対側から来る車と離合する箇所がところどころにあるけど、離合できないところで出会ったとしたらどうしようかと不安な気持ちになる。というか、怖い。心細くなって「引き返そうかな」なんて弱気の虫がもたげてきた。幸いなことにすれ違った車は2台のみ、2台ともにこの道路を通い慣れたドライバーだったようで、手前の離合箇所で車を止めて待っていてくれた。だけど、これからも五家荘の山に行くとしても、夜や雨の日には通らないようにしようと心に決めた。
がねは、山に関して“ど素人”なのだ。この日が五家荘への第一歩、足を踏み入れた記念日となるのかもしれない。
二本杉の登山口手前に“二本杉展望所”があるので、立ち寄った。
熊本市の方向の手前に甲佐岳が下に見える。美里町の集落、甲佐町、緑川、その先に金峰山が見える。晴れの日にもかかわらず、もやがかかったようにぼんやりとかすんで見えた。
モーターバイクでひとりでツーリングをしている人と会った。熊本市内の人で、休日にあちこちへ出かけるのだという。山を歩くのが目的ではないから、国道445号を走り、そのまま五木村、そして人吉まで足を延ばすのかもしれない。「お気をつけて」と言葉を交わして別れた。
(雁俣山、続く)



