宇城市不知火美術館の開館15周年記念展「息づく日常 野田哲也」が、4月1日(火)~5月25日(日)の予定で始まった。
野田哲也を不知火登ろう会のきみちゃんから教えてもらった。きみちゃんのウォーキング仲間であるじゅん子ちゃんの兄だという。
パンフレットに次のように記されている。
日記と題する野田哲也の版画は、自身のごく日常的なことを、まるで日々をつづるように作品にしている。その静かな息づき、やわらかく包み込むような画面は、全く個人的なモチーフを、世界中の誰もがやっていることのように思わせるから不思議。
なんか、よさそう。
観てみたい。
きみちゃんからの勧めとパンフレットを見て、そう思った。
ちなみに、野田哲也氏によるアーティスト・トークが4/5(土)14:00~15:00不知火美術館アトリエにてあるという。
これも聞いてみたい。
ということで、不知火美術館に出かけた。
木版、シルクスクリーン、エッチングなどを組み合わせた独自の技法を用い作品だった。
アーティスト・トークで野田哲也さんが語った。
「全ての作品が日記なのは、今でいえば、ブログと同じです。個人的なことだけど、誰かに見てもらいたいという気持ちがある。他の作品もサインを入れた時点で、日記と同じになるのではないか。」
聞いていて、そうかもしれないと思った。
野田哲也さんは作品も語りも自然体で、なんだか励まされたような気がした。




