TEISANバスのガイドさんは熱心な人で、とにかくいろんなことをよく調べていて、ずっとしゃべり続けていました。それに話を分かり易く伝えるために小道具を作っていました。

走り始めには東北の地図を運転手さんの背中にあるボードに貼り付けまして、そこにサインペンではっきり分かるように線が引いてあります。地図を示しながらバスが走る位置を示してくれるのです。

後に訪ねることになる奥州平泉の中尊寺では、藤原氏4代の関係図が手書きされていまして、これをもとに複雑な人間関係を説明してくれるのです。

そのバスガイドさんが仙台市に入ったところで歌いました。
さとう宗幸「青葉城恋歌」

広瀬川流れる岸辺
思い出は帰らず
・・・
あの人はもういない

これはがねではなく、不知火登ろう会メンバーの一人の感想、意見ですからね。
歌い始めると音程が狂うとよ。
でも歌い終わるときには元に戻るとよ。
一所懸命に歌うけん、よかよ。

あんまり上手に歌われてもそれはそれでいいのかもしれないですけど、「ふ~ん」という感じでオシマイ。多少ヘタでも一所懸命の方が可愛いし、好感が持てますね。

こちらは本物の「青葉城恋歌」を貼りつけてみましょうか。
改めて聴いてみると好い歌ですね。