午後1時45分宇城市、宇土市の大雨洪水警報が解除されました。午後4時30分自宅を出発し観劇に行きます。おてもの会の皆さんと待ち合わせ、車に乗り合わせて、熊本県立劇場へ向かいます。何を観るかは、先日アップしたとおり、劇団民芸公演「どろんどろん」。心ゆくまで楽しんで来ようと思っています。ブログは再掲でお茶を濁しておきます。
8/31(土)午後6時30分から熊本市民劇場。
今回は劇団民藝公演「どろんどろん」ー裏話「四谷怪談」―。
作=小幡欣治 演出=丹野郁弓。
チラシによれば、「東海道四谷怪談」初演時の裏側を、大道具師にスポットを当てた斬新な切り口で描いた意欲作とある。
正直よかったと思うのは、まともに「東海道四谷怪談」を見たことがなく、あんまり見たいとも思わないのだが、今回は作者鶴屋南北、役者菊五郎、大道具師勘兵衛の三者の意地のぶつかり合いが描かれているからである。
「東海道四谷怪談」は歌舞伎で上演、映画でも何本も上映されてきた。舞台、映画だからから許せないことはないけど、ストーリーそのものを追っていくだけでは、観る方が辛いというか、気持ちが悪くなる。
誰しも聖人君子ではないから、何かの拍子に悪事に手を染めることがあるかもしれない。だけど、田宮伊右衛門のように次から次へと人殺しをするのはやり過ぎだ。
歌舞伎で忠臣蔵と四谷怪談を表裏一体の関係でストーリーを紡ぐのはスゴイと思う。陽と陰が交互にあれば、バランスが取れるかもしれないけど、陰々滅滅のオンパレードでは気が滅入ってしまうではないか。
ま、「どろんどろん」に関してはいろんな想像力を働かせながら、楽しむことができそうな気がする。
ところで、おてもの会の皆さんと年6回熊本市民劇場の観劇を続けているが、前回、初めて休んだ。何かの用事が重なってしまい、観劇を断念したのであるが、ちょっと間が空いた感は否めない。
今回は土曜日夕方だし、皆さんと一緒に出かけることができるだろう。しかし、心配なことが1つ。それは台風15号が九州西海岸を通過するという予報が出ているから。もう少し情報収集してみないと、どうなるか分からないけど、何事もないことを願っている。

