グループ・縷々コンサートにゲストとして登場した福嶋由記さん。その魅力は計り知れない。由記さんの歌を聴きたい、会いたいという人が、この数年間に増殖中ではないだろうか。


 福嶋由記さんが快く出演を引き受けたのは、古木伶朋さんとの長年のつきあいがあるから。また、伶朋さんが作り上げようとしている音楽の世界、つまり箏と尺八と歌を組み合わせた演奏に興味があるからだろう。


 それは、ソプラノ歌手として、レパートリーと活動の場を広げることになる。実は、それだけではなくもう一つ理由があった。それは何かといえば、921日(土)熊本県立劇場演劇ホールで行われるオペラ“椿姫”を知ってもらうためだ。


 例えば、映画が作られると、主演俳優がテレビ各局の番組に出演し、「是非にも映画を観て欲しい」と訴えて回るのと同じだ。“袖ふれあうも多少の縁”というではないか。福嶋由記さんのにわかファンのがねも、ささやかながら応援したいと


 いう気持ちがある。ここでオペラ“椿姫”のお知らせをさせていただきたい。


しらぬいのがね-オペラ


G.ヴェルディ生誕200年記念オペラ特別公演

オペラ椿姫全3

“華麗なる指揮者”西本智美による待望の「椿姫」。

感動の舞台!!


「乾杯の歌」をはじめ名曲で彩られたヴェルディ・オペラの最高傑作

2013920日(金)A公演・1830

    21日(土)B公演・1400

    22日(日)C公演・1400

 熊本県立劇場演劇ホール


 がねがお勧めしているのは、21日(土)B公演・1400

 福嶋由記がヴィオレッタを演じる。


 あらすじ

 パリの高級娼婦で社交界の花形であったヴィオレッタはパーティーで純粋な青年アルフレードに会い、真実の愛に目覚める。二人は、い中で新しい生活を始めたが、アルフレードの父親ジェルモンは妹の結婚に差しさわると二人の関係を断つように迫る。ヴィオレッタは愛するアルフレードのために失意の中、同意し元の世界に戻る。生活は自暴自棄になり、患っていた肺の病気はさらに悪化し、いよいよ死期が近づいたヴィオレッタのもとへ彼女の本心を知ったアルフレードとジェルモンが訪れ、再会を喜ぶのも束の間、ヴィオレッタは二人の見守る中、息絶える。

(以上はパンフレットより一部引用しました。)