実は、がねには区別がついていなかったのです。北岡神社と北岡自然公園が同じ所だと勘違いしていました。
九州新幹線開通に伴って熊本駅の再開発が進められ、熊本駅の正面玄関から白川に向かってもそうですが、新幹線の駅がある西側も新しく広い道路が作られ区画整理が行われ、随分と周辺の雰囲気が変わりました。
学生時代、ヒマだというただそれだけの理由で、北岡神社に行ったことがあったので、ちょっと神社を覗いてみようかと思いつきました。それは3/8(金)のことで、会議が熊本全日空ホテルニュースカイで予定されていて、1時間ほど早くついたので、即、決行したのです。
まずは、ホテルの駐車場から道を渡ったところにある白川の河川敷を歩いてみると、風も心地よく「春だな」とうれしくなります。茶色の土がむき出しなっていた河川敷に緑の草が生えていました。
また、道を横切ってすぐところに北岡神社の旗が風に揺れています。階段を上り、楼門をくぐり抜けたところにベンチがあって一休み。だけど、どうも学生時代に来たときの記憶と様子が違います。確か、もっと緑が多くて広い敷地だったような…。
さらに階段を上って神殿に向かいますと、これはまさに神社の境内であって、「違うな」と思いましたが、それはそれとして、しっかり写メのシャッターを押してきました。
後で調べてみると、北岡神社とは別に細川家の先祖を祀った北岡自然公園というのがあって、広い敷地内を歩き回った記憶が残っているのは、そちらの方のようです。
大変に由緒ある北岡神社に対して失礼ではありますが、静かなたたずまいの神社は好きですが、何しろ信仰が希薄なものですから、自然に敬意が湧いてくるという感じではなく、きょろきょろと覗きを続けたようなウォーキングになってしまいました。思い描いていたのと違って、当てが外れたような気もしていたのです。
次に時間があるとき、北岡自然公園を歩いてみようかな。北岡自然公園は、複数の人の証言によると、当時の若者のデートコースだったようです。残念ながら、がねにそんな体験はないのですけどね。
北岡神社
http://www.genbu.net/data/higo/kitaoka_title.htm