不知火中学校の卒業式に行ってきました。厳粛で真心のこもった式でした。在校生の歌が「蛍の光」、卒業生の歌が「仰げば尊し」。そして全員合唱は「旅立ちの日に」。心が洗われるような気持ちになりました。

あ、そうそう、これはつけ足しですけど、時代が変わったなぁと思ったのは、歌の伴奏をするピアノを弾いているのが男子生徒だったことでした。がねの時代には考えられないことでした。ピアノを弾く男の子はいなかった。それにコーラスは混声合唱になりますが、男子生徒の方が堂々としたプロフェッショナルな歌声を聴かせてくれましたよ。男子生徒は声楽を志すのではないかと思いました。それが一人ではなく、複数いるのですから驚きました。テレビなどの報道では、教育現場が荒れているような印象を植え付けていますが、レベルの高い教育を実践しているのだなと感心させられました。この子たちが未来の日本を背負い、切り開くのだと、そう思いました。