10/20(土)がねに予定はなし。前夜の酒が少し残っているような感じだったけど、できれば歩きたいものだと思っていました。「これまで登ったことのない登山口が分かったから、大岳山に登ってみたい」とカミさんに話していたのです。


 カミさんは翌日不知火登ろう会の3人で大岳山に登る予定が入っていたから、まさか2日連続で同じ山を歩くとは思っていなかったのですが、「行くよ」という返事でした。


 それではということで。


しらぬいのがね-国道からの入り口

しらぬいのがね-里浦

しらぬいのがね-大竹山の姿


 初めての登山口というのは、国道266号沿い、宇城市三角町里浦(さとのうら)から入った木場。木場の集落の外れにある墓所の前に駐車して、ウォーキングがスタート。


しらぬいのがね-ここからスタート

しらぬいのがね-木庭地区


 歩き始めてすぐに二つ道に分かれる個所があったのですが、真っ直ぐに登る道を選択しました。一軒家に行きつくと、どうもそこで行き止まりのようです。家に人がいるようだったので声をかけてみると、「大岳山への古道がある。そこを登っていくと青いトタン屋根があって、その右側10m先に道があるから、後は道なりに進めばよい」と教えてくれました。


しらぬいのがね-古道沿いの石垣


 ホントに古道を歩いてよかったと思いました。小川に沿った細い道に並んで、石垣だけが連なっているのです。いつの頃かは分かりませんが、民家が立ち並んでいたに違いありません。今では車が入れない山の中で暮らすことはなくなりましたが、少なくとも戦後間もなくの間、人々が集落を成していたのであろうと思いました。


 こういうのは風情を感じますね。


 車の運転があるし、昼間の飲酒はしません。