テレビ業界のリンゴ吉村くんからコメントをもらったことから、ゴルフ中継におけるテレビ視聴率のことを話題にした。
ただ気が向いたときにテレビを見るだけのがねとしては、我が身に何に影響もないから視聴率など気になるはずがない。しかし、業界の人にとって視聴率は死活問題なのだ。
視聴率が上がれば、CM料が上がる。CM料が上がれば、営業利益が上がるのだ。これが株主をうるおし、会社をうるおす。社員の士気も上がれば、番組作りに気合が入る。そしてこれが好循環となるときもあれば、逆になることもある。
あ、いやいや、視聴率が低迷していると噂のNHK大河ドラマ「平清盛」のことを書こうとしたのだった。がねは、面白くて、ワクワクしながら見ている。
「平清盛」低視聴率の原因として挙げられているのは、登場人物、特に主役の松山ケンイチが薄汚れている。映像が全体に汚く、暗いのがイケナイのだそうだ。これでは兵庫県だとか、地元の観光に結びつかないのだとか。ストーリーも登場人物の人間関係も、怨念が渦巻き、おどろおどろしいともいえる。
だけど、平安時代の末期、鎌倉幕府ができる前の時代のことなんか、全く知らないから「へぇ~」って感じで、面白くてしょうがないんだけど。ましてや、王家(この頃までは朝廷といういい方ではなかったらしい)のどろどろ人間模様なんか、これまで見たことなかった。
貴族社会から武家社会への転換期における、こういうドラマがあってもいいんじゃないかな。