松尾芭蕉のおくのほそ道を人前で朗唱するにあたり、このようにして朗唱すればいいかもしれないと考えました。


 松尾芭蕉になりきる。

 そのためには、文章が自分の血となり肉となっている必要がある。

 単に文章を暗記した程度では足りない。

 言葉の意味を理解した程度では足りない。

 自らが文章を書いたのと同じでなければならない。

 文章を皆さんに是非とも知ってもらいたい、聞いてもらいたいと思う。


 箏の音に朗唱の音を合わせる。

 箏と声とが心地よいハーモニーを奏でる。

 箏のリズムと朗唱のリズムを合わせる。


 さて、今夜は箏を演奏する方がカレエダさん宅に来られて、朗唱と箏との音合わせをすることになっています。がねは人前で朗唱するのは初めてですけど、のみならず、箏の演奏とともに演じるのはもちろん初体験です。


 さて、どの程度できるものか。


しらぬいのがね-演奏中


 最後に、誤解のないようにお願いしますが、がねが朗唱するのはごく短い文章で、所要時間3分程度のものです。他の皆さんは、長い文章、長い時間を朗唱されます。全体で朗唱される中の、がねはほんの一部を担当するのです。


 それに言うだけなら簡単ですよね。恐れ多きことをアップしたものだなと思っていますけど。もしかしたら、どなたかが録画してYOU-TUBEに投稿するかもしれません。今は、そんな時代ですからね。そしたら、観た人がなんて言うだろう。


 では、これから行ってきます。