岳(がく)にコメントをもらった。山が好きなんだと思う。


 山を歩くことを始めてから長くない。不知火登ろう会に入れてもらってからのことで、年に数回程度。


しらぬいのがね-祖母山


 山登りということではないけど、小学生の頃、夏休みに、父親が阿蘇、瀬の本高原でのキャンプに連れていってくれたり、八代港から船に乗って天草の海岸に泊りで連れていってくれたりした。そのときはワクワクした。


 父親は小・中学校の教師で、子供のために運動会などの学校行事に出てきたことはなく、すべて母親まかせだった。年に1度くらいは罪滅ぼしの気持ちだったのかもしれない。


 父親は種山という氷川の上流の山間で育ち、山の植物や川魚をとる遊びに詳しかった。父親自身もキャンプしながらの山歩きが好きだったのだ。


 今思えば、ホンの少しだけだけど、父親からのプレゼントとして、楽しかった記憶が残っている。そんなことが影響しているのかもしれないと思う。