不知火登ろう会の最年長者はキヌエさん。70歳を超えています。でも、誰よりも元気。


 土日を除く毎日、キヌエさんはユウ子さんと2人でJR松橋駅前ボランティアを続けています。太極拳、健康ダンスなど数えきれないくらいのサークル活動、畑仕事や孫を含む一家の家事をこなしと、朝早くから夜まで忙しく動き続ける毎日なのです。だからこそ元気。


しらぬいのがね-キヌエさん1


 縄文杉トレッキングでも車での移動中ずっとしゃべり続け、登山が始まると黙々と歩き、縄文杉の前でがねが息も絶え絶えで話をすることも動くこともできない状態だったとき、キヌエさんは皆のために持参していたバナナチップスやチョコレートなどを配って食べさせてくれました。元気をもらいました。帰りの車中も料理の作り方を夢中で話続けていました。全然疲れているようには見えないのです。


しらぬいのがね-ペンションのオーナーと


 屋久島から帰った翌朝の104()、何事もなかったようにボランティアで駅前に立っていたのです。キヌエさんには誰もかなわない。「キヌエさんのようになりたい」と誰もが願っています。