昨日は、鳩山首相、小沢幹事長の辞任のニュースが駆け巡りましたので、ずっとテレビでした。
辞め方としてはスパッとしてよかったんじゃないでしょうか。前政権のときのような足の引っ張り合いがなかったですからね。
鳩山首相の辞任の理由は2つありました。1つは普天間基地の移転問題における不手際、もう1つは政治と金の問題。確かに、国の安全保障は重大な問題ですけど、誰がどのように解決することができたのでしょう。政治と金は、申し訳ないですけど、どれだけうまく隠すことができるか、かもしれません。
そのことよりも、マニュフェストに書かれた民主党の基本政策そのものに疑問があります。税金のバラマキであり、財源を無視したに等しいものでしたから。財源については、日本郵政公社が国債をいくらでも買ってくれる組織に変えればそれでよしの政策を実行しました。つまり、赤字国債を発行し続けることで財源を確保するものでした。
今の時代、どの政党が政権をとったとしてもうまくいくほど甘くはないと思います。だけども、国防や社会保障は、国と国民生活を守るための最重要課題ですから、目先のことに惑わされず、長期的な視野にたって持続的、安定的な一貫した政策を実行してもらいたいですね。