昨日の熊日新聞朝刊の一面に、雪を冠したフクジュソウの写真が載っていました。


 と、ここまで書き始めたところで、昨日の朝刊を手元に持ってきました。フクジュソウは仰烏帽子(のけえぼし)という山に咲く野草なのですが、音は覚えていたけど、仰烏帽子(のけえぼし)という漢字が難しいでしょ。確認するために。


しらぬいのがね-フクジュソウの群生


 フクジュソウと新聞には書いてありますから、これが学名であり、正しい表記なのでしょうね。普通に福寿草と縁起の良い漢字を当て嵌めて理解していましたけど。


 がねが仰烏帽子(のけえぼし)という山に登ったのは、一昨年3月のことでした。登山道に群生しているフクジュソウを初めて見たときは、もうひたすら感嘆の声を挙げ、見入ってしまいました。シルクのような光沢を帯びた黄色い花びらが、その名にふさわしい福と寿を感じさせてくれました。


 新聞記者の表現は上手いです。


しらぬいのがね-フクジュソウ2


 深山に春の訪れを告げるフクジュソウ


 寒の戻りで冷え切った1日になりそうですけど、自然はちゃんとこういうものをも備えているのですね。気持ちは暖かくなったでしょ?