1219()故西口正広さんの通夜でした。不知火登ろう会の皆でお参りしました。棺の中の西口さんは、少し痩せておられましたが、安らかなお顔をされていました。


 西口さんは、がね夫婦と同じ頃、その少し前に不知火登ろう会に入られました。3年前のことです。主に農業高校で教鞭をとられていて、趣味は山登り。日本、世界の山を登ってこられました。6年ほど前、教職を退任されてからは、週に1回は一人で山登りをしておられました。そして、3年ほど前から、私たちの山登りのサークルに「入れてくれないか」と申し出られたのです。本格的な西口さんの山登りに比べれば、私たちの山登りをどのように思っておられたのでしょう。でも、体調を崩されるまでは休まずに参加されました。


しらぬいのがね-The first time I met mr.西口

 山に登るとき、上りも下りも、西口さんはいつも最後尾を歩きました。普段から運動不足のトミコさんとがねが、息が上がってしまい、皆から遅れてしまっても、必ず最後尾を務めました。自慢話など一切されない方で、控えめで穏やかなお人柄でした。ただし、山の準備や手配は、用意周到、何でも知らないことはない、そういう人でした。


 もう少し、いろんな話を聞いておけばよかった、惜しい方をなくした。今さら思っても、もう叶わないことです。お世話になりました。ありがとうございました。今はただ、ご冥福をお祈りするばかりです。