ballad of EASY RIDER
THE BYRRDS
ピーター・フォンダとデニス・ホッパー主演映画イージーライダーの主題歌といえば、ステッペン・ウルフの「Born to be Wild」ですが、その昔、がねはLPレコードでバーズのイージーライダーを買ってしまったようです。
音楽のことを語らないことにしているがねとしては、映画についてホンの少しだけ…。
なんといっても衝撃的なラストシーン、鮮烈な印象、というより衝撃を受けました。ごくごく人のよさそうな田舎の農夫がショットガンを手にして、変な形をした大きなモーターバイクに乗って走っている若者を、何のためらいもなズドンと撃ち殺すシーン。自分が撃ち殺されたように感じたものです。
伝統的な古き良きアメリカを体現した農夫と国家や社会に背を向けた異端の若者。どちらが狂気だったのでしょうか。