山登りのための山登り。トレーンング・レポート。同時に超ローカルな話です。三角岳(みすみだけ)といって、ご存知の方が果たしていらっしゃるでしょうか。誰も知らないでしょうね。
熊本県は宇土半島の西の端、宇城市(うきし)三角町にあります。まるでベテランのように語っていますが、登ったのは初めてのことでした。カミさんは2回目でしたけど。宇城市役所三角支所に車を止めて、歩き始めて頂上まで2時間コース。
頂上にたどり着いたとき、ハーハーゼイゼイ。やっとの思いで辿り着きました。限界に近かったのです。汗ビッショリ。呼吸を整えるのにしばしのときを要しました。
おにぎりを頬張り、お茶を飲み、やっと一息ついたころには汗が引き、冷たい風に肌寒さを感じましたよ。さて、そろそろ下りようかとした、そのとき。
「わ~」とにぎやかな子供の声がしたかと思うと、小学生になるかならないかくらいの子供3人が頂上に走りこんできました。何のことはない、まったくケロっとしているのです。後から、背中に背負った装備から見て登山のベテランとおぼしき30代後半の父親が、悠然と現れました。
英才教育って、こういうのをいうのかな。