毎朝、通勤で公園を通るんですが
トラネコがたくさんいるんです
トラネコを見るたびに
「あっ!ミーの子供だ」って心の中で呟いちゃうんです
小学校の頃
まだ住宅地でも空き地の多かった頃です
今じゃよくこんなとこでやってたなって思うくらいの広さなんですが
近所の連中が自然と集まっちゃ毎日のように野球やってたんです
ある日、その空き地の片隅に1個の段ボール箱が置いてあって
中を覗くと数匹の子猫が入ってたんです
一番可愛い子を家に連れて返ってミルクを飲ませてあげて
それがトラネコのミーなんですね~
それから1~2年経ったんでしょうか
妹が生まれることになって
猫って家に赤ちゃんが来ると家出しちゃうだよね~なんて話をしてたら
それからミーがどうなったのかは分りません
以来、ずっとトラネコを見るとミーの子供だって思っちゃうんです
あれから、もう40年以上経ってるんですけどね
今日もまたいつもの場所で猫達の横を通り過ぎて
野良猫ってドラ猫って言ってた気もするなぁなんて考えて歩いてたんですが
どうやら悪さをする野良猫がドラ猫って呼ばれてたみたいなんですね
「お魚くわえたドラ猫…♪」って歌詞は正しいんだと妙に感心するのでした
でわでわ