「子育てって楽しい」

 

 我が子と共に親として成長出来る機会をもっともっと積極的に楽しむパパが増えて欲しい!!

 

 自分に似たら勿論、自分の最愛の人に似ている我が子ってたまらなく可愛いはず。

 

 虐待など子を持つ親にとって、見るに耐えない悲惨なニュースが頻繁に流れるようになった現在。

 

 もう一度、愛に溢れた世の中を取り戻すために全ての親が協力して育児を最高の楽しみにしてもらいたい!!

 

 喜怒哀楽の表情を恥ずかしくなく共有出来る家族がいるって素敵なことだと思います。

 

 よく、子どもは怒ったらダメとか褒めて伸ばすべきって言われたりしてますが、僕は親も最初からベテランではないのだから感情が高ぶって怒ってしまうことも仕方ないと思います。

 

 僕も一番上の子が生まれた時はまだまだ親としての感情コントロールが上手くいかなくて、今の真ん中の子や下の子の時には許せるようになったことにも、当時は腹が立って、はったいてしまったこともありました。

 

 正直、今でも叩いてしまった時のこととその時の我が子の顔は覚えていて、思い出すと胸がキュッとなってしまい、反省してしまいます(泣)

 

 ただ、そんな反省をしながらでも今でも怒ったりしますし、叩かなくなったというと嘘になります。

 

 そんな自分自身を肯定するわけではありませんが、やっぱり子育てに正解なんてないと思います。

 

 たまたま、上手くいった他人の子育て方法が我が子にも通用するかなんて分からないし、我が子に通用する子育て方法が本当に理解出来るのって一番近くで一番必死に見てきた親だけであってほしいと思います。

 

 うちの3人の子ですら、性格や気持ちの伝わり方が全く違うのにその子らに対して、接し方を全て同じ方法でなんて逆にあり得ない気がします。

 

 一人一人、その言葉の捉え方は違うのが当たり前です。

 

 先に兄や姉として生まれたか、弟や妹として生まれたか、真ん中で生まれたか、一人っ子で生まれたかという環境だけでも一つの問いかけや行動について感じ方が全然違うのが自然なことだと思います。

 

 唯一、正解不正解なことを僕の経験から挙げるとしたら、ちゃんと親に話をしてくれる子、相談してくれる子、頼ってくれる子に育ってくれることだと思います。

 

 一番頼れる、味方になれる人にならなければいけない親に対して、子どもの方が親を信頼出来なければ、それは親子関係の失敗ではないかと思います。

 

 子どもに見離されてしまえば親失格だと自分に言い聞かせています。

 

 色んな見方はありますし、何でも話せる存在がいるのが人生にとって重要で、その存在が、たとえ親じゃなくてもいないよりはいいと思いますが、それが親又は兄弟、家族なら一番いいとも思います。

 

 だから、親はこのポジションは死守しなければならないし、死守出来るよう努力しなければならない。

 

 でもしかし、死守するためと勘違いし、子に嫌われないように怒らなければいけない時に怒らないのは甘やかしです。

 

 反対しなければならない時にダメだと言えないのは味方じゃないです。後に、そういった子はその時の親の判断のせいで外の世界で痛い目を見るかもしれない。恥ずかしい思いをするかもしれない。

 

 「褒める」「見守る」「甘やかす」「見過ごす」ではない。

 

 「叱る」「怒る」「虐める」「罵る」ではない。

 

 感情的になるのが悪いわけではない。

 

 理由もなく感情的になるのが良くないわけで、感情的になった、喜怒哀楽の表現をした理由をしっかり感情と同時に子どもに伝えることが大切だと僕は思います。

 

 これからも、親として子どもたちに全力でぶつかっていき、僕にも全力でぶつかってきてくれるような子たちになるように…

 

 そして、いつかその全力に僕が負けるぐらいたくましい子になってくれるように…

 

 出来たらわざと僕に負けたフリをしてくれる優しさも一緒に持てる子になってくれますように…(笑)

 

 やっぱり子育てって楽しいです。なかなか答えの出ない難問です。子は生まれた瞬間は天才です。その天才に大人が良い悪い問わず限界を勝手に植え付け凡人にしてしまう。

 

 そんな勿体ないことをしないような親になれるよう日々、努力し、関わっていける親父になります。