#7日間ブックカバーチャレンジ
なるものに参加しております。
今日は3日目です。
前回は「映画の脚本」についての本をご紹介し、そこからミッションインポッシブルという超有名映画を題材に、最新映画作の構想を勝手に作って語りました。
凄腕エージェント、イーサン・ハントが宇宙ステーションを爆破し、地球に帰還したところ、双子の美女に囲まれて何らかの問題を解決するというストーリーでしたね(だったんですよ)。
双子美女の口撃には
「ステレオで喋るのはやめてくれないか!」
と両手をあげて言わせてみたり。
双子美女を交えて敵と戦うシーンでは、美女が敵を討つために放った攻撃を主人公イーサンがウッカリ受けてしまい。
「あら」「ごめんなさい」
などと言われ、床にのたうちながら
「わかったぞ。右パンチが強烈なのが君で、左キックが効くのが妹だ」
などとセリフを与えてみる。
コミカルなシーンを連発しました。
……書いてませんが、脳内では、そうなっていたのです。
見せ場を作ったら、敵の設定をどうするかですね。
今ならやはり生物兵器を扱うのでしょうか?
日本ならでは、自然災害も加えましょうか。
不安を解消してみせるのがエンタテイメントの本質かもしれません。
としたら舞台は、そのまま日本がいいのかな。
主人公にはスカイツリーを昇って、落ちて貰いましょうか?
それらの設定は予算もあるでしょうから、まず置いといて、作り手としては「イーサン」という男をいかに魅力的に物語るかを重視します。
男の魅力なんていうのは時代によって変化しますよね。
昔なら、女性とは寝なきゃいけなかったわけですが、今はそうとは限りません。プラトニックに引き延ばして、お互い惹かれ合ってはいるが、そのまま別れるクールな関係が描かれてもいいわけです。(実際、最近の主流はそうなっているかと思います)
はい、カット。
そんな妄想を映画で描くのは大変ですよ。
1人でなんて、できません。
そこで、どうするか。
これです。
漫画にしちゃいましょう!
絵を使えば、どんな目線からも落とし込むことが可能です。
私は、こちらの初版を買ってますね。
2001年に発売されてます。
この時期、プロ漫画家の竹宮先生が京都の大学に講師として就任しちゃったからビックリしましたけどね。
ものすごく迷いましたよ。通いたいなあって。
その時期に行ってたら、絵本教室「絵話塾」で出逢った年下の友達と、キャンパスで一緒だった可能性もあります(笑)
あ、無理か。
8年ぐらい歳の差あるからなあ……遠いあの日。
今まで作る技術は、こうして独学でしてきましたが、企画を通したりする営業の仕方は全部体当たりで、ロクに学んでないんですよね。
最近はようやく、「痛くても痛くないフリしてる人がいいんだな」って実感でわかりました。
私は「泣くことを推奨」しているので。
ウジウジ、メソメソ作りますけどね。
ブックカバーチャレンジは本の中身を紹介しないルールなのですけど、ルールは破るためにあるっと、言い訳をしつつ、文中から引用。
「それは治りたくない病気のようだ」
作り手の「癖」が世界を突破できることを先人たちは証明しております。
4日目へ続く。