パンダを描きました | Show space

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絵本作家しょうみのりのブログです。

水墨画制作風景を動画でお届け。

注意点:音楽流れます。音声にご注意を。

 

 

というので記事を単品で上げときます。

 

この動画は「自分の動きを観察してみよう」という興味本位で撮影したので、とくに公開しようという意図もなく撮影していました。

 

全紙で絵を描くのって珍しいので、どんな感じになるんだろう?という気持ちもありました。

 

学生時代に面接の練習で動画を撮られて、「自分の姿を客観視して悪いところを正す」という仕方を教えて頂きました。

今じゃ動画で自分を撮るというのは、皆が当たり前にできることですが、私が育った時代はまだパソコンですら流通しておらず、カセットテープで撮った自分の声を聴くのでも「特別」に感じたものです。

 

小学校時代にはハンディビデオが流行って、「お金持ちのお家の子はビデオで運動会を撮影して貰える」という感じでした。

TVでは撮影した動画の投稿番組が人気でした。

(そこは今と変わらないですね)I

 

自分が人前でパフォーマンスしますよ、という時、その姿がわかってないというのも困りものです。

ライブペイントも一種のエンタテイメントですから、確かめておきたいのも無理はない。

で、見たのですよ自分の描く姿を。

 

描いてるときも思いましたけど、

「動きが細かいな、おい!」と。

 

よく墨で描くときって大胆にバーンって描いてるところ見ますよね。

 

まず、筆のサイズが違いすぎる。

そしてバーンと描こうと思ったら、それなりのモチーフが必要かもしれないです。

 

結果「なんか違うな」という仕上がりになりました。

でも、これはこれで、こういうものとして見たときに面白いなと感じたので、公開・投稿してみた次第です。

個展の宣伝にもなるしね。(どんな方法でもやってみようとする)

 

大きい作品で描いてるところ、youtubeにあまり無かったので、ニッチでいいかな。とも思いました。

 

水墨画となると、モチーフや型の決まった真面目な作品群(技術的なもの)が多いですから、漫画や落書きのノリも出したいですしね。

一人でも目に留まって、要素一つでも好きになって貰えればなと願います。

 

鉛筆ができる前の、西洋の技術が入ってくる前の、手習いではない、道具だけが持つ、「そうさせる、その衝動」が詰まってます。

 

言い忘れてましたが、期間限定公開です。

個展が終わり次第視聴終了となります。

よろしくお願い致します。

 

しょう みのり