作家さんも色々です。
私が直接お会いしたことのある有名作家さんは、NHKで活躍されている「荒井良二」先生や、どこに行っても置いてある「かおノート」の作者「ツペラツペラ」先生などなど、ですが、誰一人として同じことはおっしゃいません。
創作のスタンスもそれぞれ異なります。
ただ共通しているのは、絵を描くこと、話を作ること、
そして、それに触れた人たちの感情が動く、「感動」すること、です。
誰かが感動するからメジャーで活躍することができる。
そのように私は思います。
ということで、今日はそんな感動を生み出せる、
一人の作家さんについて書きたいと思います。
著書に「ケーキになあれ!」BL出版がございます。
私は神戸にあるギャラリーvie絵話塾という教室で絵本のノウハウを学びました。
彼女はその同じ教室に通われていた、先輩作家さんだったりします。
残念ながら、まだお会いしたことが無いのですが、
確かいつごろかに教室に入って行くのをチラっと見かけたことはありました。
その時すでに編集さんに一目おかれる存在として、お噂を耳にしていたので、
「私にはまだ遠い世界だなあ」と羨望の眼差しで見送らせて頂いたのですが(笑)
アメブロをはじめて、先生を見つけたので、声をかけさせて頂いたら、
とても良くしてくださいまして、後輩作家として認めて頂けたので嬉しかったです。
その「ケーキになあれ!」の内容ですが、まさに「ケーキになる」お話です。
なにが?
そう、表紙をご覧下さい。果物たちがケーキになっちゃうんです!
しかも「ちちんぷいぷい」と魔法をかけると、
あっという間に美味しいケーキに。
こんな夢みたいな話があるでしょうか?
ええ、あったんです(笑)
子供の頃わたしもケーキが好きでした。食べるよりむしろ見るほうが好きでした。
漫画に出てくるケーキとか、なぜか引き込まれますよね。
だからこそ、分かるのです。
これを見る子供たちが幸せな気持ちになれること。
いちごがショートケーキに。りんごがアップルパイに。
美味しく変身して、さあ、次は何が何になるのかな?とワクワクさせてくれます。
ページを開くたびに親子でも、1人でもキャッキャできる作品です。
きっと何度も何度も暇があれば読んでしまうでしょう。
それはまるで「ケーキが食べたい」とふと思って食べに行く感覚です。
絵本のサイズや紙の質感も抜群なので、ぜひ手にとって貰いたいです。
絵は色鉛筆で描かれているようですが写実的。
果物の様子もケーキになると光沢をおびたりして、ごまかしがなくリアルです。
そのぶん全体の色合いが優しいトーンで包まれていて、そこにホっとするような遊び心を感じました。
本物に近い絵だと好きじゃない人も居そうなんですけど、
ページを開けていけば、ちゃんと世界観に入り込めますし、読み終えたときには絵に対する食わず嫌いが直って、むしろ好きになっていると思います。
何度も繰り返し読むものだからこそ、スっと入ってスっと出て行くものじゃ何も残らないのです。
「イイ人」は「どうでもイイ人」みたいな感じです(笑)
それより第一印象が少々「うーん」でも、
好きになったら、とことんハマル。
そういう作品のほうが息が長いのです。
上手いにこしたことはない。美味いにこしたことは、ありません!
このケーキ買って読んでみてください。
とくにお子さんのいる方には、ぜひお勧めします。
読み終えてページをめくったさき、
裏表紙に続く一連の絵で満腹になれること間違いありません。
めくってすぐの見返しのチェックが印象的ですが、最後まで読むことで、なるほどー、これは見事。と思いました。
描く立場としては気の抜けない作業量に圧倒されました。
以上、ふじもと先生のご紹介および絵本の感想でした。
楽しく書けたので機会があれば、また気になる絵本の紹介などもしたいと思います。
今日もお付き合いありがとうございました。
お帰りはぜひ、同じくギャラリーvie絵話塾に通っていた
鹿作家めぐさんのブログへどうぞ。
鹿への愛が沢山感じられる創作をなさっています。
鹿の町からイラスト便
創作仲間が沢山で嬉しいです。
皆さんの身近にも「嬉しい」が見つかるといいですね。
残念ながら、まだお会いしたことが無いのですが、
確かいつごろかに教室に入って行くのをチラっと見かけたことはありました。
その時すでに編集さんに一目おかれる存在として、お噂を耳にしていたので、
「私にはまだ遠い世界だなあ」と羨望の眼差しで見送らせて頂いたのですが(笑)
アメブロをはじめて、先生を見つけたので、声をかけさせて頂いたら、
とても良くしてくださいまして、後輩作家として認めて頂けたので嬉しかったです。
その「ケーキになあれ!」の内容ですが、まさに「ケーキになる」お話です。
なにが?
そう、表紙をご覧下さい。果物たちがケーキになっちゃうんです!
しかも「ちちんぷいぷい」と魔法をかけると、
あっという間に美味しいケーキに。
こんな夢みたいな話があるでしょうか?
ええ、あったんです(笑)
子供の頃わたしもケーキが好きでした。食べるよりむしろ見るほうが好きでした。
漫画に出てくるケーキとか、なぜか引き込まれますよね。
だからこそ、分かるのです。
これを見る子供たちが幸せな気持ちになれること。
いちごがショートケーキに。りんごがアップルパイに。
美味しく変身して、さあ、次は何が何になるのかな?とワクワクさせてくれます。
ページを開くたびに親子でも、1人でもキャッキャできる作品です。
きっと何度も何度も暇があれば読んでしまうでしょう。
それはまるで「ケーキが食べたい」とふと思って食べに行く感覚です。
絵本のサイズや紙の質感も抜群なので、ぜひ手にとって貰いたいです。
絵は色鉛筆で描かれているようですが写実的。
果物の様子もケーキになると光沢をおびたりして、ごまかしがなくリアルです。
そのぶん全体の色合いが優しいトーンで包まれていて、そこにホっとするような遊び心を感じました。
本物に近い絵だと好きじゃない人も居そうなんですけど、
ページを開けていけば、ちゃんと世界観に入り込めますし、読み終えたときには絵に対する食わず嫌いが直って、むしろ好きになっていると思います。
何度も繰り返し読むものだからこそ、スっと入ってスっと出て行くものじゃ何も残らないのです。
「イイ人」は「どうでもイイ人」みたいな感じです(笑)
それより第一印象が少々「うーん」でも、
好きになったら、とことんハマル。
そういう作品のほうが息が長いのです。
上手いにこしたことはない。美味いにこしたことは、ありません!
このケーキ買って読んでみてください。
とくにお子さんのいる方には、ぜひお勧めします。
読み終えてページをめくったさき、
裏表紙に続く一連の絵で満腹になれること間違いありません。
めくってすぐの見返しのチェックが印象的ですが、最後まで読むことで、なるほどー、これは見事。と思いました。
描く立場としては気の抜けない作業量に圧倒されました。
以上、ふじもと先生のご紹介および絵本の感想でした。
楽しく書けたので機会があれば、また気になる絵本の紹介などもしたいと思います。
今日もお付き合いありがとうございました。
お帰りはぜひ、同じくギャラリーvie絵話塾に通っていた
鹿作家めぐさんのブログへどうぞ。
鹿への愛が沢山感じられる創作をなさっています。
鹿の町からイラスト便
創作仲間が沢山で嬉しいです。
皆さんの身近にも「嬉しい」が見つかるといいですね。