断りもなく脱いでた女優さん(11) | シン・高遠そば

シン・高遠そば

正しい姿が認知されない、不遇な『高遠そば』の真実を、世界に知ってもらいたい!(笑)

今回は、サラブレッドと言っていいでしょうね。
寺島しのぶさんです。


父親は七代目尾上菊五郎、母親は富司純子さん、弟が五代目尾上菊之助ですからねぇ、芝居一家です。

で、最初の作品は、

『赤目四十八瀧心中未遂』(2003)

です。
背中一面に迦陵頻伽の入れ墨を入れた姿をさらすシーンやセックスシーンなどがあり、当然母親からは反対されたようです。

下層の暮らしを送る主人公をここではない世界へと誘う濃密な魅力を持った女を演じました。
そして同年、

『ヴァイブレータ』(2003)

に出演し、再び肌を晒します。
アルコール依存症の女性レポライターと長距離トラック運転手が織りなす、行きずりの愛の物語といった感じで、赤坂真理氏の同名小説を基にした作品です。
この2つの作品で、様々な賞を獲得し、女優としての基盤が確立します。

しかしその後も、

『愛の流刑地』(2007)
『キャタピラー』(2010)
『蚤とり侍』(2018)

と、かなり潔いです(^_^;)
2世と言われたくなかったのか、女優としての姿勢なのか、頭が下がりますm(_ _)m

このご時世、これらを地上波で見るのは難しいので、メディアでご覧下さい(笑)

『蚤とり侍』はその名でわかるように時代劇ですが、嘘か真か男娼の呼称らしく、エロティック・コメディで気楽に楽しめます。
ブルーレイでもリリースされているので、機会があればクッキリ画面でご覧下さい(^_-)-☆