【本】「空気」と「世間」(鴻上尚史著) | お空と靴下と推しジャン

お空と靴下と推しジャン

主にアイドルのライブ感想を書いています。

【本】「空気」と「世間」(鴻上尚史著)

 

10年前くらいに買って恐らく読んだ本を改めて読んだ。

以下、気になったポイント。

 

・それは理屈だ。そこをなんとか。は世間で生きる日本人ならでは。

 

・カレル・ヴァン・ウォルフレン「人間を幸福にしない日本というシステム」

「シカタナイ」というのは、ある政治的主張の表明。つまり「この状況は正しくない、しかし受け入れざるを得ない」と政治的な無力感を社会に広めている。

 

・世間は与えられたもので変えられない。(社会は変えられる?)と日本人は考えている

 

・世間のルールの一つに長幼の序があり、1つ学年が上というだけで従うことになる。

一方で英語のbrotherは兄弟というだけで上か下かも分からない。分かる必要が無いから。

 

・西洋にも世間はあった。しかし、6世紀頃からキリスト教で告解をするにあたり、迷信的なものを徹底的に排除し、個人が生まれた。

贈与互助制=終身雇用

長幼の序=年功序列あ