先日来、『ネガティブがあっても引き寄せは叶う!』『ネガティブでも叶う「すごいお願い」』『「逆」引き寄せの法則』などの著書でおなじみのベストセラー作家MACOさんと何度か対談しています。

「ネガティブでも引き寄せられる!=願望実現できる!」で有名になったMACOさんですが、それは

「ポジティブでいることで、引き寄せられる=願望が実現できる」という常識が世にあったからです。

その常識をくつがえす提案だから注目されました。

実は「日本的な開運」も、『ネガティブがあっても引き寄せは叶う!』です。

日本神話「三貴子の誕生」をひもとくと、ネガティブから開運するのですね。

▼僕のこの本『成功している人は、どこの神社に行くのか?』のp.196-p.201にくわしく書きました。



日本伝統のネガティブからの開運は、この3ステップです。

(1)ネガティブな気分になる
(2)みそぎ=お祓いをする
(3)開運する

MACOさん流だと、この(2)のところで、ネガティブ感情を「思考修正」する。並木良和さんの語彙を使うと、ネガティブ感情を「統合」します。

では「ポジティブ思考」は間違いなのか?

そんな事はありません。

もしあなたが「過酷な環境」にいるのなら、もともと引き寄せで主流だったポジティブ思考が合うでしょう。

引き寄せの源流はアメリカンスタイル。アメリカンスタイルは西洋文明が元になっています。

この西洋文明、「過酷な環境」から生まれました。たとえばヨーロッパは「おいしい水」が乏しい、渇いた土地。それで人々は葡萄酒などお酒を普段から飲んでいました。

あるいは西洋文明の根幹にある聖書を開いても、砂漠など過酷な環境で生きてきた人達です。

ネガティブになっている余裕なんて無い。攻めてかないと、死あるのみです。

自分の気持ちをいかに高めていくかが、生きていくために、人生を切り開いていくために大事なことでした。

でも、日本は水が豊富。緑も豊かです。自然の恵みに囲まれた日本では、おのずと「心の余裕」がありました。

反省するゆとり、くよくよするゆとりがあったってことです。

過酷な環境だからこそ、心はポジティブに。

恵まれた環境だからこそ、心はネガティブに。

陰陽のバランスです。

いまこの日本でも、ネガティブからの開運を説くのは合っているでしょう。しかしそれはあくまで「全体的な傾向」。

ハングリー精神に満ちているひとは、これまでの引き寄せの王道、すなわちポジティブ思考で積極的にいくのが合っています。

渇いた環境には、ポジティブが宿り、

湿った環境には、ネガティブが宿る。

これから梅雨が始まります。

梅雨はネガティブしましょ☆

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