明日は大祓詞(おおはらえのことば)をつくった神様の神社に参拝します。

大祓詞といえば、千年以上の長きにわたって毎日神社で唱えられている言葉。神社の根幹的な機能である「祓い」が働くメインスイッチです。

で、瀬織津姫(セオリツヒメ)は、その大祓詞(おおはらえのことば)に登場する女神さまです。

後半に出てきます。

「〜のこる罪は在らじと、祓へ給ひ清め給ふ事を 高山(たかやま)の末低山(すえひきやま)の末より、さくなだりに落ち多岐(たぎ)つ 早川(はやかわ)の瀬に坐(ま)す瀬織津比売と言ふ神 大海原(おおうなばら)に持出(もちい)でなむ」

比売は姫です。

意味は、「神々が、世の中にある罪ケガレを、遠く山の上まで行って集めてきて、川に流すと、瀬織津姫が大海原にいる神様まで渡して〜」です。

で、大海原まで運ばれた罪ケガレは、根の国(あの世)に送りかえされ、罪ケガレがなくなってこの世は清くなるという言葉です。

瀬織津姫は、山中から流れる流れの速い川の瀬にいて、人々の罪ケガレを海まで流してくださるのですね。

で、そこからなぜか瀬織津姫について、2つの説が出てきます。

ひとつは天照大神(アマテラスオオカミ)は男性神であり、その対となる女神さま瀬織津姫だったのではという説。そのためアマテラスが女神となっている古事記・日本書紀には瀬織津姫が登場できなかったと。

もうひとつ「瀬織津姫イコール天照大神の荒魂説」があります。

荒魂とは神様の荒々しい側面です。勇気をもって大胆に行動し、この世を破壊と創造で変革します。対になる和魂は神様の優しい側面で、幸せをもたらし、命を守り育みます。

まるで体育会系のアマテラスさまですね^^

で、その体育会系のアマテラスさまが瀬織津姫であるという根拠になったのが、山口市の山口大神宮。

そう、来週講演で山口市に行くのですよ。

山口大神宮の内宮の神様は下記のとおり

内宮:主祭神 天照大神、配祀:天手力男命・萬幡豊秋津姫命

内宮別宮 荒祭宮 : 祭神 天照大御神荒魂・瀬織津姫命

内宮摂社 恵美須社: 祭神 事代主命

荒祭宮に、天照大御神荒魂と瀬織津姫命がいっしょに祭られているのです。

さらに9月3日に兵庫県西宮市の神社をおとずれますが(満員御礼です!)、そのうちの一社である廣田神社の主祭神は天照大御神荒魂です。が、第2次大戦前の由緒書きでは、主祭神は瀬織津姫だったとか。

そう、にわかに瀬織津姫づいてます☆

さらに9月9日に江の島を訪れますが(満員御礼です!)、ご一緒する脚本家の旺季志ずかさんが瀬織津姫に注目しているとか。

いま旺季さんは、新・古事記ミュージカル「天の河伝説」の制作をHappyさんらとスタートされていますが、瀬織津姫が関係あるように聞いております。

参考:旺季さんのブログ記事↓↓

”瀬織津姫の舞台「天の河伝説」はピースを集めるだけ

これって偶然なんですかね。

僕は神功皇后を追っていたのですが、いつの間にか瀬織津姫と交差してきました。

【著書】

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