ドリルくしゃくしゃにしたのは算数のドリルだけだったコケがはえそうなほど退屈な勉強はやはり大人になっても退屈でアフリカの子どもが取り組むようには逆立ちしてもできなかった大学にはすべり続けたどんなに心を寛大に保っても限界の限界をゆうに超えた限界は俺をくしゃくしゃにし、あの日のドリルのように捨ててしまうわけにもいかないのでさて、どうするか、鉛筆をへし折ってようやく部屋の外に出ることになった。