初席の出番を終えて事務仕事をしてから三菱一号美術館の印象派展へ。行きたいなーと思ってたら御贔屓様から招待して頂いた。念ずれば通じる。ありがたいです。


 印象派の絵は離れて見る方が好き。ただのボヤボヤしたカラフルな点や線が離れると水面に反射する空や陽の光に見えてくるんだから不思議。写真は撮影OKの部屋で撮ったモネの「睡蓮」です。


 モネやセザンヌやルノアールも良かったけどあまり日本では知られていないユリィという画家の色使いに感激しました。静寂感が素晴らしい絵です。聞いたらやはり今回の展示で大人気だそうで絵葉書が即完したそうな。ユリィ、これから人気出ると思います。


 ちなみにとある作品の制作年がハッキリしないので横に(1860〜1870)と書いてあったんだけど、それを見て男性二人が「この画家は10歳までしか生きられなかったんだね」「その割に上手だね、何歳で描いたんだろう」と会話してて小噺は世間に落ちてるもんだなと思いました。


柳枝