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   お昼にぴっかりさんが出演している明治座公演を観劇に。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」。有吉佐和子が原作で杉村春子の当たり役になったお芝居だそうだ。今回は大地真央さんが主演。大地真央さんと杉村春子さんでは雰囲気はだいぶ違う気がする。ミュージカルだと知らなかったので歌い出した時にはちょっとびっくりした。

   ぴっかりさんは町娘と女中お松の役。「は〜い〜」と返事をしながら駆け回っておりました。休憩中楽屋に挨拶に行く。バタバタと白粉を塗った女優さん達が走り回る廊下は寄席の楽屋とはまるで違っていて、この中にいるぴっかりさんに改めて勘心させられる。活躍が見られて良かった。

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  その後は師匠正朝の深川江戸資料館での独演会へ。この後ろ幕は師匠が昇進当時に大学落研から贈られたものだが、光琳蔦と当時の明治学院の校章がデザインされている。色も当時のスクールカラーのえんじ色。現在の明治学院は校章も変わりカラーも黄色になった。

一、たらちね  一花
一、強情灸  正太郎
一、野晒し  正朝
     仲入り
一、マジック  伊藤夢葉
一、柳田格之進  正朝

  うちの師匠の「柳田」が大好きだ。ラストに賛否両論ある噺だが、僕は武士と町人の違いがはっきり描かれていて素敵な噺だと思う。