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俳句と落語が好きな友人、八塚さん。
そんな彼が俳句の「俳味」に注目して
新たなジャンル「ライト俳句」なるものを提唱。
これを落語を利用して広めようという会。
まぁ平たく言えば俳句がテーマの落語会だ。

なかなか実現は難しいのではないかと思ったが
台東区の文化事業として助成金が下りた。
正岡子規が晩年を過ごした子規庵を会場にして
二日間に渡って昨日今日の二日間開催された。

子規が生誕150年という事で記念事業にもなる。
八塚さんが子規をテーマに落語を書いてくれた。
そしてその新作落語を私が会で演るという…
おぉ。なんと大胆な企画。

タイトルは「根岸の宗匠」。
根岸に住んでる子規であろう俳句の先生の所に
八五郎が訪ねて来て俳句を教わろうという噺だ。
途中夏目漱石であろう人物も登場する。
これを覚えて演るわけだがなかなか大変。
なんとか本番に間に合わせた。

初日
一、雑俳  つる子
一、解説  八塚一青
一、根岸の宗匠  正太郎
  仲入り
一、鼎談実演  正太郎 つる子 八塚一青
一、茶の湯  正太郎

二日目
一、雑俳  つる子
一、解説  八塚一青
一、根岸の宗匠  正太郎
  仲入り
一、鼎談実演  正太郎 つる子 八塚一青
一、愛宕山  正太郎

トークコーナーでは俳句から小噺を作るという
一風変わった試みもあって大変盛り上がった。
実験的な落語会だったけれど面白かった。
確かに落語と俳句は共通点が多いかもしれない。

写真はつる子さんと子規のお揃い横顔ショット。
なかなか良い味出してます。