朝から池上らくご温泉へ。
今月は鏡太兄と僕の二人会
相変わらず「つ離れ」しない客席。
でものんびりほんわかした客席
これがこの落語会の魅力です
僕は「粗忽の釘」を一席。
成城ホールの若手応援落語会「そうだじゅげむきこう」の企画。
一度池上から帰宅したので家からバスで行く。
近所だと思ってたけど延々一時間かかった
バス車内でネタを演りたいネタをさらっておく。
ホールに着いて楽屋に入って小太郎兄に挨拶。
相変わらず楽屋を裸足でペタペタ歩いてる
この人は僕と違って子飼いにされない野生タイプだ。
開演直前まで小太郎兄は「五人廻し」を演るつもりで、僕も「千両みかん」か「明烏」を演るつもりだった。
ところが客席のモニターを見て二人で愕然とする
殆どが子連れのお客様だ…。
ここで演りたかったネタは二人とも路線変更を迫られる。
さすがにお子様に廓の噺ってわけにもいかない。
まだまだ世間が夏休みだという事を思い知る
前座のつる子さんが「寿限無」。
小太郎兄が「寿限無」の改作の「シゲル」と「死神」。
僕が「佐々木政談」と「権兵衛狸」。
それなりには笑ってもらえたが、久しぶりにかなり手こずった
打ち上げでホールの方からアンケートを見せて頂いて二人ともまた愕然
「本日一番印象に残ったのは誰ですか？」
の質問に一番多かった答。
林家つる子さん
そうかぁ…「じゅげむきこう」ってタイトルだしな。
つる子さん可愛らしいしな。
私と小太郎兄、顔を見合わせて苦笑い
終電を逃して下北沢からタクシー。
色々刺激的な会だった。
あらゆる可能性を否定してはいけないのだ…