先週の4~5日は「見せます!いわき」プロジェクトに

参加するために福島県いわき市へ行って参りましたあし


さて、この「見せます!いわき」とは何かはてなマーク


3月の震災で発生した原発事故以来、福島産農作物は消費者に

不安視され風評被害に苦しんでいるのが現状です。


実際には徹底した安全管理と検査が行われているのですが、

なかなかそこまで把握して購入する方は殆どいません。


そこで福島の農作物がどのように作られどのように出荷されているのかを

消費者の方に見て頂き、ご自身で「安全」を判断してもらうという企画ですいちご


今回その農家の取材をする「見せます!いわき」特別委員として

リーダーの柳家一琴師匠に誘っていただき、私正太郎も特別委員として

いわきの農作物の今を色々取材をしてまいりました!ニコニコ



■4日

今回のメンバーはリーダーの一琴師匠、彦丸兄さん、小太郎兄さん、私。

私以外の皆さんは3日の夜からいわきに先に入っていたのですが、

私はzozoi寄席の出演があったので4日早朝にスーパーひたちで出発電車


いわき駅に着いて市役所に直行、他のみんなと合流して黒紋付に着替え

いわき市長から特別委員としての委嘱状をいただきました。

なにしろ朝が早かったのでボーっとした顔で写真に撮られまくるカメラ


  進め!正太郎


その後、早速特製の半被に着替えてバスに乗り込んで農家取材へ。

一件目は白石さんのお宅。ここは一琴師匠と小太郎兄さんの担当。


畑で小太郎兄さんが青虫をつかまえさせられ、手の平に乗せたまま

取材は続行、何匹もの青虫が手の平で蠢く中これを逃がさないように

取材をする小太郎兄さんがもうおかしくておかしくてにひひ爆笑。


   進め!正太郎


その後、白石さんのお宅でお昼ご飯をスタッフの皆さんと共にご馳走になる。
白石さんは僕と同い年、第二子ゆりあちゃんは震災の一週間前の誕生。

まさに奥さんとゆりあちゃんが退院した日にあの地震が来たそうです。

おとなしくてたいへんにかわいらしい赤ちゃんでしたラブラブいいなぁ~。


二件目の農家はイケメン専務の元木さんが案内をしてくれた

「トマトランド」というトマト農家。というかもうここはトマト工場トマト

ここは一琴師匠と僕が取材を担当。


なにしろ農家というにはあまりにハイテクな技術を利用して

オートメーション化をはかった大規模なハウス栽培でびっくりビックリマーク

トマトもずいぶん食べさせていただきましたが美味しかった~!


三件目の取材はお米農家の大楽さんですが、ここは一琴師匠と

彦丸兄さんに任せて、僕と小太郎兄さんと数人のスタッフの方で

「ポレポレいわき」といういわき駅前の映画館へ移動。ここで打ち合わせ。


なにしろこのプロジェクトは一年にわたって行われるため、

せっかくだからこのメンバーでいわきで落語会を開こうという話になり

ポレポレいわきで二か月に一度落語会を開く事で話はまとまりました音譜


夜は「だいこん屋」という居酒屋さんでスタッフの方皆さんと美味しい料理

とお酒で楽しく過ごしましたお酒煮魚がめちゃくちゃ美味しかった~べーっだ!



■5日

翌朝もしっかり取材が入ってます。今度は「見せます!いわき菜園」と

いって我々噺家も一年間にわたって実際に野菜を育てるという体験取材。


佐々木さんという温厚な畑のスペシャリストの指導の下、今回はみんなで

白菜の苗を植えてまいりました白菜ちなみにこの撮影には「なしポチ君」という

いわきのゆるキャラが加わってますが、ほとんど誰もいじりませんでした(笑)


でもこのなしポチ君、めちゃくちゃかわいいです。萌え萌えですラブラブ!

二頭身ぐらいで、身長2メートルぐらいありますからおそろしく顔デカいですが。


つづいて四件目の農家、松崎さんのお宅へ取材に行くのにまた移動。

松崎さんのお宅は本当に四方を山に囲まれたのどかな場所にあって、

広大な敷地にゴボウ、トウガラシ、キュウリ、ネギ、ナス、等々

多くの野菜を作ってます。牛も数頭飼って、酪農もされています。


我々はゴボウの収穫を手伝わせていただきましたが、なにしろ

これが難しいのなんのってあせるゴボウって手作業でとるのたいへん汗


こちらでもスタッフの方々と共に昼食をごちそうになります。

白石さんのお宅もそうでしたが、本当に野菜の料理の仕方がうまい!


   進め!正太郎


松崎さんご夫妻は震災でたいへんな目に遭っていながらも

笑顔を絶やさず明るく前向きで、なんだか頭が下がる思いでしたキラキラ


松崎さんのお宅の取材を終えて、市役所で解散。

噺家は一琴師匠の車に乗せていただいて一路東京へ車

ずっと一琴師匠が運転してくださいました。ありがとうございましたあせる



今回どの農家の方も震災を機にたいへんな苦労をなさってましたが

今でも懸命に農作業をしていらっしゃる姿は本当に感動的でした。


消費者は不安に思えば簡単に購入をやめて食べるのを拒否できますが、

農家の方は作ることをやめられません。それが仕事だからです。

農家の方は消費者に食べてもらうのを信じて懸命に作り続けます。


僕たち消費者は普段農家の方の顔を思い浮かべて農作物を買いません。

でも震災後の今は作ってる人の事を少し考えてみる時期なのかも・・・。


放射能の数値だけで判断するのが不安でしたら、作り手の熱意や努力を見て

購入を判断してみてはいかがでしょうか。何かが変わると僕は思いますニコニコ



↓是非いわきの農家の今の姿をこのサイトでご覧ください。


「見せます!いわき情報局」 http://misemasu-iwaki.jp/index.html