先日お客様に招待して頂き、帝国劇場で上演していた
ミュージカル『モーツァルト!』を観劇してきました
実はその二日ほど前に東京国際フォーラムにトニー賞を受賞
したブロードウェーミュージカルが来日していたので観に行ったのですが
これが、実に期待はずれな作品でがっかりしていたんです
それに比べると『モーツァルト!』は「これぞミュージカル!」と
いった作品で歌も踊りも芝居もとても素晴しいものでした
モーツァルト役はダブルキャストで僕の観に行った日は山崎育三郎さん、
父親レオポルトは市村正親さん、姉のナンネールは高橋由美子さん、
妻コンスタンツェは島袋寛子さん、大司教は山口祐一郎さん、
ヴァルトシュテッテン夫人に香寿たつきさん、豪華じゃありませんか
僕は割と派手なミュージカルが好きなので、まさしくミュージカルといった
感じの衣装やピッタリ揃った踊りもたまりませんでした。
市村正親さんや山口祐一郎さんはさすがといった感じでしたし
強いて言わせていただくならモーツァルトの楽曲を劇中にもう少し
取り入れたらもっともっと現実に近いキャラクターになったと思いましたが。
『魔笛』の『鳥刺しパパゲーノ』のシーンぐらい再現してほしかったかな
ドラマはやっぱり同じモーツァルトを題材にした『アマデウス』には
負けてしまうかもしれませんが、モーツァルトを現代を生きる一青年のように
活き活きと自由なキャラクターで描くという演出はとても楽しかったです!
でもやっぱりミュージカル俳優って本当にすごいと思いました。
2時間以上歌って踊って演技するのって当たり前ですけどたいへんです。
我々は演技力と話芸で勝負ですから、歌ったり踊ったりできません
同じエンターテイナーとしてたいへん尊敬いたします
やっぱりミュージカルって素敵です