進め!正太郎


入船亭扇遊師匠から頂いたお仕事で、北海道中標津に行って来ました北海道

扇遊師匠が平成2年から出演なさってる「なかしべつ寄席」の助演です。

紙切りの林家二楽師匠もご一緒です。


いやぁ~北海道はしばらくぶりでしたニコニコ

入門直前に友人と道東を旅行して以来です。

あの時は広い道に気を良くして車のスピード出し過ぎて捕まったっけ汗


空港に着くと主催のサンツリー倶楽部の皆さんがお出迎えしてくれました。

中標津空港から市街までは本当に近くて、車で10分程度。

うかがったら中標津空港は日本で一番町に近い空港なんだそうです。


会場兼宿泊先でもあるホテル秀月さんに到着してびっくりビックリマーク

入り口に今までの出演者全員の招木がズラッと飾ってあります。


招木とは寄席の入り口に掲げる出演者の名が書かれた木の札です。

今回の出演者、つまり僕と二楽師匠の招木もちゃんとありましたよキラキラ


立派な高座の上にはこれまた今までの出演者の名前が

書かれた提灯がズラッと飾られています提灯


開演までまだずいぶん間があったので、僕は近所を散歩しに出ました。

秋の夕暮れの北の大地はなんだかのんびりしています。

標津川のほとりを散歩しました。人も車も少なくて本当に静かです。


    進め!正太郎


ホテルに戻って開演です。250の客席は満席。

たいへん陽気なお客様で我々出演者も大喜び音譜

僕は「寄合酒」で中標津のお客様のご機嫌をうかがいました。


打上げも実に賑やか。皆さんお元気(笑)

歌とお酒が大好きな陽気な方々で、僕も楽しませて頂きました。


翌朝今回のゲスト出演者の二楽師匠と僕は、主催者の皆さんに

ミニ中標津ツアーへ連れて行っていただきました。


中標津は、1980年製作の山田洋次監督、高倉健主演の

『遥かなる山の呼び声』のロケ地としても有名なんですね映画


日本映画の良心のようなあたたかい良い作品です。

僕は『幸福の黄色いハンカチ』『男はつらいよ』よりも好きです。

山田洋次版『北の国から』って感じですかね。


ロケで使われた駅舎の跡地を案内して頂きました線路
今は駅舎も線路も残っていません。看板があるだけです。

これだけ観光地化されてないロケ地もかえって珍しいです(笑)


    進め!正太郎


その後、中標津の最も有名なスポット開陽台に連れて行って頂きました。

360度広がる雄大な北の大地を一望できる展望台です。


    進め!正太郎


作家佐々木譲さんの作品『振り返れば地平線』で有名です。

「地球が丸くみえる」と書いてありますが本当にその通りビックリマーク

遠くは国後島まで一望でき、雄大な北海道の風景に感動しました。


昼過ぎの飛行機で無事に羽田に帰港。

中標津のあたたかさと美しさにすっかり魅了された二日間でした音譜

中標津の皆様、お世話になりました。ありがとうございました!