今日は入船亭扇遊師匠と、名古屋の伝統ある地域寄席
「含笑長屋~落語を聴く会~」に出演してまいりました
この「含笑長屋」は昭和42年の3月に第1回が開かれています。
44年の歴史があり、今回が423回目だそうです
こんなに長く続いてる地域寄席を僕は他に知りません。
根多帳には伝説の名人上手の名前がズラリ・・・。
六代目三遊亭円生、八代目林家正蔵、五代目柳家小さん、
古今亭志ん朝、五代目春風亭柳朝、五代目三遊亭円楽、柳家小三治
六代目笑福亭松鶴、桂米朝、桂春団治、桂文枝、
桂枝雀、桂春蝶、笑福亭仁鶴、桂吉朝、・・・・・・
これはあくまで一部。まだまだ名人達が出演してます。
もう枚挙に暇がございませんすごいでしょ?
もう一落語家というよりは一落語ファンとしてこの記録に興奮してました
そして何より嬉しかったのは、この落語会は
僕、師匠の正朝、大師匠の五代目柳朝、大師匠の師匠八代目正蔵、
と四代にわたって出演させてもらっているという事です
なんか歴史を感じるじゃないですか~。
しかも自分もその歴史の一部として根多帳に
名前が残るんですから嬉しくなっちゃいますね。
神聖な高座に上がるともう汗ビッショリ・・・
緊張と言うよりは暑さでですけど(笑)
正太郎 「寄合酒」
扇遊 「厩火事」
仲入り
関山和夫 おはなし
正太郎 「粗忽の釘」
扇遊 「井戸の茶碗」
関山和夫先生は僕も学生時代に読んだ『落語風俗帳』
や『落語名人伝』の著者でいらっしゃいます
間違いなく落語家より落語家について詳しい先生です
楽屋でお話を伺って色々勉強になりました!!
格調高く伝統ある、素敵な落語会でした!!