今日から風の時代

2020年12月22日、木星と土星が水瓶座で大会合することが、西洋占星術ではビッグニュースです。このグレートコンジャンクションにより風の時代がスタートするのです。今まで「地」の星座で起きていた惑星の大会合が、「風」の星座に移ることは、大きな意味を持ちます。

風の星座=人と人とのつながり、いい距離感をとれる星座です。ですから、適度な距離の人間関係をどうつくるか。それを考えるべき時と言えます。新型コロナウィルスによる生活の変化は、例え親しい人であっても、様々な意識の差があることに気づいたことでしょう。元々相性の合わない人とは距離があいたり、意識の違いから喧嘩別れになった関係があったり……すでに人間関係が変わってきたのを実感しているはず。これを一つのきっかけに、世の中にはいろんな人がいるということが、周知されてきたように思います。人種、性別、社会的役割など、今までの固定概念にとらわれない、新しい風の時代には、その分、自分自身の目利きが大切になっていきます

とはいえ、風の時代といいつつも、火星、水星、土星の影響も無視できません。「風」はとっても自由で、多様な状態ですが、他の惑星の影響もあって、まだ何かのルールにとらわれてしまったり、人を攻撃してしまうような事態も見受けられます。

なぜなら風の星座である水瓶座の支配星である天王星と、地の星座の代表である土星がせめぎあっているから。これは革新と保守のせめぎあいでもあります。風の価値観はまだまだ始まったばかりで過渡期。だから急にそこに移行できないのはあたりまえ。「多様性」なんて一見、進歩的なモットーを掲げていても「“みんな一丸になって”多様性に取り組んでいます!」なんて矛盾したことがでてきたり。ごく自然にさまざまな生き方がクールに共存できるようになるのが本当の自由な風だと思うのですがそこにたどり着くには時間がかかります。焦らずいきましょう。

風の時代は見えないものに価値が集まる

風の時代、今まで目に見えて価値のあったものから、見えないものに価値が移行していきます。権力も移り変わっていくでしょう。特に春分以降、今まで固まっていた動かないものが動き出したりするかもしれません。社会的な動きのみならず、その時期に自分自身のブレイクスルーも起こりそうです。もし、何か新しいことを始めるなら、流れが変わっていく春分以降がオススメです。


だそうです

新たな時代

進んでいこう