売上高32位のスズキは、やはりそれに応じたレベルでホームページやサステナビリティデータブックで情報を開示しています。

自動車メーカーらしい取り組みとして技術と軽自動車やインド進出などの独自路線を進んできた企業としての実績が伺えます。

 

特徴的な点として、

ホームページでは、「CEOメッセージ」として「新興国の経済成長に貢献」というのは独自性があります。また、「サステナビリティ」として「CEO自身の挑戦を語る」のは印象的です。次に、サステナビリティデータブックでは、やはり「トップメッセージ」として、取り組みを具体的に述べている点や10年先を見据えた技術について言及しているのが印象的です。また、LCA(製品のライフサイクルアセスメント)の実績が多いことが伺えます。

 

課題としては、特にありませんが、

「小、少、軽、短、美」を狙った製品開発において、ESG成果の実績が見えると尚良いと感じました。また、多くあるLCAの実績から、購入判断に誘導するような取り組みがあっても良いかと思いました。日本において、自動車産業は現状トップクラスの業界ですので、未来をリーディングしていく責任もあるように思いますので、現状の社会課題や未来のモビリティについて自動車以外のことも言及してもいいのかなと思いました。

 

興味がある方は、スズキのホームページの内容をご覧ください。

独自路線を走ってきた企業の各種の素晴らしい取り組みを知ることができます。

https://www.suzuki.co.jp/corporate/csr_environment/base/