1)サンクチュアリスト2百万人


ー「スーパーレジリエントシティ」はヒトの居住区だが、その外は「リ・サンクチュアリング」を行うその中心的な役割を担うのが「サンクチュアリスト」である。

ー動物、植物、魚類などの生物の知識や経験だけでなく、狩猟や登山などのスキルも備える。

ー全国的なリーダー、州リーダー、スーパーレジリエントシティのリーダーは知識や経験などで選抜される。また、医療など救急対応の専門家でも構成される。

ーさらに、10歳以上の青少年は教育の一環として、プロジェクトチームに参加して、サポートメンバーとなる。

ー「スーパーレジリエントシティ」あたり1万人がその職にあたり、「リ・サンクチュアリング」を行うとともに、その派生事業にもあたる。



2)スペースデベロッパー(タワー内、外)…40万人


ー「スーパーレジリエントシティ」では、50万人が主に居住する高層ビルの「タワー」と「タワー」外の観光地区・産業地区がある。

ーそのどちらもが、高度に効率化し、収益化する必要がある。

ー居住者や行政や企業をマーケティングし、データを検討し、最適化するのが、「スペースデベロッパー」である。

ーそれは都市計画や店舗計画の要素があり、「スーパーレジリエントシティ」間の競争がある。



3)エマージェンシーレスキュー20万人


ー「スーパーレジリエントシティ」内、「タワー」内の緊急対応(消防、救命、防犯、施設異常など)では、各フロア(階)での主対応とボランティアに対する

 リーダーシップを担うのが「エマージェンシーレスキュー」である。(タワー内の各階に10)

ー現在で言えば、消防や防衛や警察や施設管理の要素を持つ。

ーボランティアは青少年の他、老若男女が担い、定期的に講習を受け、スキルを維持管理する。



4)キャリアカウンセラー10万人


ー原則的に大人は3つの仕事、青少年は3つの学びを行うが、そのカウンセリングや評価によるアドバイスを行うのが、「キャリアカウンセラー」である。

ーコミュニケーション能力だけでなく、新たな仕事や学びの場を提案すること、また、キャリアカウンセラー間での情報交換や技術共有などで大人の

 職業成果・学習成果、青少年の学習成果などに対する責任を負うと同時に、自身の成果として評価される。

ITスキル、コミュニケーションスキル、心理学、教育学などの知識や経験が必要である。



5)コネクター10万人


ー業種間、学校間、スーパーレジリエントシティ間、州間での相乗効果や政治などの疎外感を解消するための役割を担うのが「コネクター」である。

ー現代はそれぞれが障壁を持ち、非効率につながっていることから、それを抑止するための役割を担う。

ー社会勉強のため、青少年がサポーターとして、参加することもある。


以上のような職種は新たに設定されるものにはなるが、それも大人は3つの仕事の内の一つであり、青少年の3つの学習(職業体験)の内の一つとなる。

ただし、現在ある人事、給与計算、経理、広報、生産、動力供給などはコンピュータで管理し、企業や学校を跨いで管理されると考える。

上記は主な新業種だが、いずれの場合も、ITスキルや理系・文系の知識や実地訓練などが必要となり、かつ、青少年時代に学んで十分な知識と経験が得られるとは考えにくく、

仕事をしながら、学習することも求められるだろう。



【完】