さて、そのスマートシュリンクで日本人は幸せになれるのだろうか?SDGsで検証してみたい。
日本人にとって、全てのSDGsが一律で重要とは考えられてはいないだろうが、ひとまず全てのSDGsについて検討してみたい。
その上で、SDGs以外に日本人の幸せにとって必要なことに抜けはないのか、また、それらをスマートシュリンクが実施されることで解決するのか、検討してみたい。
そういう視点でSDGsに関するこのスマート・シュリンクについて記述していく。
検証SDGs 1貧困をなくそう
ターゲット
1-1 2030年までに、世界中で「極度に貧しい」暮らしをしている人をなくす。
1-2 2030年までに、それぞれの国の基準でいろいろな面で「貧しい」とされる男性、女性、子どもの割合を少なくとも半分減らす。
1-3 それぞれの国で、人々の生活を守るためのきちんとした仕組みづくりや対策をおこない、2030年までに、貧しい人や特に弱い立場にいる人たちが十分に守られるようにする。
1-4 2030年までに、貧しい人たちや特に弱い立場にいる人たちをはじめとしたすべての人が、平等に、生活に欠かせない基礎的サービスを使えて、土地や財産の所有や利用ができて、新しい技術や金融サービスなどを使えるようにする。
1-5 2030年までに、貧しい人たちや特に弱い立場の人たちが、自然災害や経済ショックなどの被害にあうことをなるべく減らし、被害にあっても生活を立て直せるような力をつける。
対応
スーパー・レジリエント・シティでは、タワーで住居を提供し、給食を配給する。その他に保育や医療や介護は専任のカウンセラーが相談に乗り最適な対応が無料で提供される。コストは下げられ、タワー内での豊かな生活が皆に提供される。
また、タワー外のスーパー・レジリエント・シティでは土地所有も認められるが、自治体の使用は個人の所有より優先される。
コストが下げられ、労働や教育受講を条件として、全てのサービスを受けられる。
また、スーパー・レジリエント・シティ自体が自然災害からの回避を主に検討されており、万一被災した際には、同じグループである隣のスーパー・レジリエント・シティや州、さらに国からの支援体制が整備、訓練される。ボランティア役が青少年に適応され、訓練を受けた青年が被災者の支援に当たると共に、被災者の生活をサポートする。