電気料金、ガス料金、ガソリン代、それに伴う交通費などの費用負担が増えそうだと暗い気持ちを感じているかもしれない。
もしかしたら、本当に地球が温暖化して、異常気象の脅威を感じているかもしれない。
さらに、地球温暖化の最悪シナリオ(地球平均で4、5度上昇)では、猛烈な気温上昇や超大型台風による被災を心配する人もいるだろう。
また、一方で、地球温暖化が化石燃料の使用などによる人為的な二酸化炭素の排出によるものなのか、まだ懐疑的な人もいるだろう。
そうこうしている間に、EU各国は枠組み作りに励み、その枠組みの中で、菅首相(当時)が行ったカーボンニュートラル宣言だけが証拠として、官庁は日本でのカーボンニュートラル計画が実行されている。(税金が支出)企業も費用を支払っている。そのツケを国民が税金や製品購入という形で支払っている。
山を見てほしい。
山頂には、風量発電用の風車がそびえ立ち始めた。
崖の下を覗けば、そこには太陽光発電パネルが蔓延っている。埋め尽くされている。
まだまだこれから増えようとしているのだが、その発電所の設置費用は電気代に乗っかり国民はそれを支払っている。
さて、費用の支払いだけで済めばよいが…。
発電所の建設で山や海の自然が損失し、土砂崩れなどの災害に対するレジリエンスが低下し、費用の損失で企業の国際競争力も低下し、何より日本人は幸せを感じることが少なくなる恐れもあるのではないだろうか。
さらに、費用で頑張って耐えて実施したカーボンニュートラル対応がうまくいかなかった場合、さらに追加施策対応が求められるのは当然だろう。
日本人はさらに追い詰められる。