もちろんすごい才能と気遣いとがあったのだろうが、テキトーに勢いだけで、上手くやる。


私の中では、その代表が、植木等とテリー・ファンクだった。



プロレスは命懸けのショーだとしたら、やはりレスラーにとって、演技力の有無は大きなものだ。


大根っぽさが良いレスラーもいるが、

力道山や、アントニオ猪木などは、すごい演技力を持っていたと思う。

彼らは指先まで演技して、肌の色まで赤くなって、観客をテレビの視聴者を引き込んでいった。



テリーもそうだった。



学者タイプ?笑の兄ドリー・ファンク・ジュニアと並び、感情むき出しで敵に襲いかかる。得意技はナックルパートだった。


勢いだけのように見えたが、レスリングの技術もあったのだろうか?

疑問だ。


でも、賑やかな、いいレスラーだった。


合掌。



なお、兄のドリーは今82歳らしい。

得意技はエルボーとスピニングトウホールドだった。地味な技だが、怖かった。いつまでもお元気で。