2割弱の人は一生結婚するつもりはないとのことだ。
従来、結婚は日本人の掟であったが、
現在は、掟では無くなったという状態なのだろう。
掟から格下げになり、
損得勘定の時代となったようだ。
◆ 損…苗字が変わる、手続きが面倒、妊娠・出産・育児・子供の教育・親の介護のリスク
◆ 得…社会が好意的、税金での優遇、安定的なセックス、世帯を形成維持しやすい
もちろん、損は得に、得は損になることもあるが…。
お気付きのように、以上の損得は、操作可能だ。
苗字を変えないで済むようにもできる。
手続きを電子化することも可能。
出産・育児・子供の教育・親の介護全てを社会が担うことも可能。
税制は見直し可能。
セックスはまあ…可能だろう。
考えるべきは、
「どうやって世帯を形成したり、維持したりすればいいのか」という点だろう。
シェアハウスのような薄い世帯の形成のようなものもあるし、
一人住まいの解消(一人住まいが悪とまでは言わないが、住宅関係資本の効率性は課題)、
子供のケア、高齢者のケア、ストレスフルな青少年のケア等に寄与する世帯のあり方…
考えた方がいいように思う。
世界一独り住まいの多い日本。
皆が出家者であるとか、禅宗の修行僧なら、独り住まいもいいが。
やはり、一般の方には、皆が皆、多少のお節介がある社会である方が効率的であり、
レジリエントであり、セキュリティレベルが高く、
何よりあったかい!!
あ、結婚とは話しがズレてしまいました。
でも、結婚を世帯形成の手法と考えれば、同性でも、期間限定でも、損得でも、セックスでも、色々なあり方が見つかりそうですね。